あざのレーザー治療のことならあざ治療の専門クリニック、西堀形成外科 名古屋

異所性蒙古斑のレーザー治療 白抜け回避・改善のコツ

おはようございます。院長です。
最近多い質問、青あざ治療の「白抜け」について示したいと思います。
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レーザー1回照射後にとても反応が良く白く抜けすぎて心配になることがあります。
上記の患者様も教科書通りの照射フルエンス(レーザーの力)です。
患者の個々の反応が違うためいちいちフルエンスを変更するのがコツなのですが
どんなに気を付けても白抜けはたまに起こります。
私の考えは白く抜けていた方が結果は綺麗になっていることが多いと考えています。
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↑初診の写真がありませんが、1回照射でまだらに白抜けしました。1年、2年と
経過をみて最終的に青いメラニン細胞がかなりすくなくなりました。消えたと普段
私は診療時には患者様にはいいませんが消えたと言いたくなる症例です。

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↑他院さんでペンレスシール1枚ずつ照射していましたがどうやらフルエンスが
弱く、3ヶ月に1回の照射をシール1枚づつだったため治療がすすんでいません。
一度綺麗に全体をQスイッチレーザーで照射しました。白く抜けていますが2年で
改善しました。とても綺麗になりました。

青あざは「ある程度薄くしたらあとは自然回復を待つ」ということがどうやら主流?と。
しかし私は20年前から私はそう感じていません。

しかし不可逆性の白抜けもあるので注意が必要です。ですからレーザー専門医でも
気を付けて青あざレーザー治療時の白抜けは対応した方が無難です。
弱いフルエンスで照射していくのが無難ですが、スッキリあざがとりきれなくなります。
2016/09/17院長

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プロフィール

nishihori

理事長 西堀 公治

昭和43年 岐阜県 穂積市 生まれ
昭和62年 岐阜県立加納高校を卒業
平成6年 愛知医科大学医学部を卒業
平成8年 社会保険中京病院形成外科で医長として勤務
平成17年 愛知医科大学病院形成外科で助教として勤務
平成23年3月 西堀形成外科(名古屋市名東区藤が丘)を開業

臨床医として、小児あざや美容のレーザー治療に加えて
やけど・やけど跡、傷・傷跡の治療にも専門的に取り組む。
現在では手術を伴わない"Nonsurgical(メスを使わない)治療の可能性"
をテーマに臨床研究に取り組んでいる。

資格等:
日本形成外科学会:認定専門医・領域指導医
日本レーザー医学会:認定専門医・認定指導医・評議員
日本熱傷学会:認定専門医