青アザ 蒙古斑 異所性蒙古斑の歴史 (1)
よくきかれるレーザー外来のあるある「青アザ お尻の蒙古斑は消えるの?」です
0歳の赤ちゃんの青アザ とくにお尻の青アザは「蒙古斑」という特別な名前がつけられています
外国人が特にお尻の蒙古斑について疑問を感じている様でして、1816年にSaabyeがグリーンランドの子供に関して記した後、1847年にschrichtがエスキモーの胎児臀部青色斑が生後に背部に広がることを示している。学術的にはじめて示されたのが1885年にエルヴィン・フォン・ベルツでその中で“Mongolian Spot”と命名したらしい。日本人はじめ東アジアや北米アメリカ先住民らにあるとのこと。
さてなんで欧米人が自分たちの中での研究をせず、外国人(他人種)の研究をしていたのかは想像の中でしか考えにくいです。1800年代といえばアヘン戦争が1840年、1854年日米和親条約とか1860年桜田門外の変とかで大航海時代さなかの話ではないですか。
世の中が著変しつつあり、どんどん情報・人・金銀・綿絹・感染症等が船に乗って広がった時代です。
こんな大変な時代の中で「あざの研究」をしていたのかと考えるととても複雑な気持ちになります。
世界の情勢と自分の子供達・家族の情勢は、日常生活では切り離されて考えられているかもしれません。
以下文献です。
日本医大誌 第26巻第7号1959年 菖蒲沢昇著↓
全文今回お見せできませんが興味ある内容です。
では次回も歴史的なことを書かせていただきたいと思います。
2020年9月26日土曜日 院長
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
西堀形成外科・長久手院は名古屋市名東区藤が丘駅徒歩5分
長久手院・長久手市下山43-7 クレオフューメビルディング2階
アザ レーザー治療 美容レーザー Vbeam2 VbeamPRIMA Qアレックスレーザー
Qスイッチルビーレーザー 炭酸ガスレーザー CO2レーザー
Picoway Picosure
茶アザ 扁平母斑
黒あざ 色素性母斑
青アザ 太田母斑 異所性蒙古斑
外傷性色素沈着症
赤アザ 単純性血管腫 いちご状血管腫
毛細血管拡張症 毛細血管奇形 乳児血管腫
遅発性太田母斑 肝斑 老人性色素斑 老人斑
脂漏性角化種 ADM
レーザー専門施設のアザ レーザー治療は西堀形成外科
レーザー専門医のアザ レーザー治療は西堀形成外科