青あざのあった0歳のお子様、治療終了したお母様の手記 第7話
青あざのあった0歳のお子様 第7話
前回からの続きです
青い濃い色調のあざ 異所性蒙古斑が腕や胸や腹部や背部
の広範囲にわたって存在した患者様0歳の赤ちゃんの
お母様からいただいた手記を参考にお送りしております
(この話はフィクションです・・・(^0^))
そんな時期、確か患者様のおかあさまが私の外来に受診された時に
いろいろ質問がありました。
「先生毎にいうことが違う」
「もう何クールかやっているが一向に薄くならない」
「まだらな感じがいつまでもとれない」
「なにを信じていいのか解らない」
など記憶にあります。
青あざのレーザー治療過程のあるあるですが、
1
回数重ねて薄くなるが→回数重ねても薄くならない
(濃い色調のために通常の5,6回以上治療回数がかかる)
2
回数を重ねて薄くなったが→前回より濃くなった
(反応性に色素沈着が起こったので時間をおいてレーザーの種類を変えてみる)
3
回数を重ねて薄くなったが→まだらな感じが発生、継続
(色素沈着やあざの隙間が治りきっていないのでその隙間を埋めるように照射する)
4
回数を重ねて薄くなっているが→スッキリ青さがとれない
(薄いあざになるとレーザーに対する反応が鈍くなるのでレーザーの種類を変えるか出力を強くする)
等
治療法の変更を試みていきます
その過程でなかなか良くならない場合は
1回のレーザー治療は ペンレスシール2枚で行い、区画、区画、5×6cmで治療しているので
どうしても隙間ができてきます
私の感覚的な表現なのですが
「レーザー治療はテーブルの拭き掃除か自動車のワックスがけに似たところがある」
と考えています。
やはり、区画ごとに拭き掃除をしても最後に全体をくまなく、ラインを整えて
拭き掃除すると綺麗に見えるのと同じように
あざのレーザー治療も、最後に仕上げをするように
全身麻酔をかけて綺麗に仕上げていくと、隙間がなく、ラインも乱れず、
relaxed skin tension line (RSTL) に沿って行うと きれいに仕上がると感じています。
全身麻酔を時々をおすすめする理由は ここ何ですね。
1回で綺麗になることもありますが
今回は2回行った方が綺麗になるという判断で
2回の全身麻酔を行いました。
1回ごとの全麻の間は6ヶ月以上空けることをおすすめしています。
では また次回お会いしましょう
2021年5月13日院長
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