あざのレーザー治療のことならあざ治療の専門クリニック、西堀形成外科 名古屋

前額部の脂肪腫 小児には稀ですが石灰化上皮腫や皮様のう腫があります

おはようございます 院長です。
こどものおでこの 「でき物の」相談は月に2,3人の方に相談を受けます。
症例は大人の脂肪腫の症例です。
大人の方も1,2例は月に来られていますね。
「あざ」とはいいません
しこり できもの 油の塊と皆さんがおっしゃるものです。
 
摘出する場所によっては難しい場合があります。
何故かと言えば 顔面の主要な部分から大事な感覚神経 運動神経 太い
動静脈が走っているからです。
院長は大きな摘出ミスをしたことは無いのですが 数ヶ月継続するような
合併症を起こしたことがありますので なるべく合併症をおこさないように
又は 最小限に合併症を食い止めようと努力しています。

下記の症例も おでこの滑車動静脈や神経が絡みつく 難しい症例でした。
丁寧に良い道具を用いることで後遺症なく腫瘍を剥離できました。
 
WS000296.JPG
10ヶ月経過して おでこの神経麻痺も傷跡もきれいになりました。
以下 ご本人さんの手記です。

脂肪腫 前額部 

10年以上右目上のこぶがだんだんおおきくなり 今回手術を受けようと思いました。まず検診を受け 神経・血管が切れて感触がなくなるかもしれないかもと言われて不安でした。愛知医大でCT検査をして再度CTの画像を持って問診し特に問題がないと言うことで少し安心しました。

手術:部分麻酔を受け手術を受けました。そして「苦労しているだろうな」と重いながら あと神経にも触れて「ドキッと」しました。取り出された中身が大きく驚きました。

術後1日目:まぶたの上が晴れて目を開けるのも困難な状態でしたが1週間ぐらいで退いて安心しました。

指示していただいたテープを貼るのが大変でした。

周りはきれいになったと言われ 自分でもすっきりして満足です。

名古屋市 SK様 

院長も苦労したのでうまく摘出できてうれしいです!!!
ちなみに脂肪腫はまれに脂肪肉腫という癌になることがあります。
固くて張り付いていたら いちど専門に診てもらえるといいですね。
それでは失礼いたします。
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プロフィール

nishihori

理事長 西堀 公治

昭和43年 岐阜県 穂積市 生まれ
昭和62年 岐阜県立加納高校を卒業
平成6年 愛知医科大学医学部を卒業
平成8年 社会保険中京病院形成外科で医長として勤務
平成17年 愛知医科大学病院形成外科で助教として勤務
平成23年3月 西堀形成外科(名古屋市名東区藤が丘)を開業

臨床医として、小児あざや美容のレーザー治療に加えて
やけど・やけど跡、傷・傷跡の治療にも専門的に取り組む。
現在では手術を伴わない"Nonsurgical(メスを使わない)治療の可能性"
をテーマに臨床研究に取り組んでいる。

資格等:
日本形成外科学会:認定専門医・領域指導医
日本レーザー医学会:認定専門医・認定指導医・評議員
日本熱傷学会:認定専門医