あざのレーザー治療のことならあざ治療の専門クリニック、西堀形成外科 名古屋

茶あざ 扁平母斑 レーザー治療に3年 今は経過観察だけ

こんばんは院長です。
顔面の治療が難しい茶あざ 扁平母斑の症例です。
レーザー治療の有効率は25%~50%とも60%とも言われています。合併症もあります。レーザー治療だけでアザ治療をするのは難しいです。またレーザーでないと治療できないアザでもあります。
別の治療選択肢もあります。が 治療はお勧めできるものと できないものがあります。
小さな茶あざ であればレーザー治療の効果が無ければ 手術・切除縫縮で良いと考えています。しかし線の傷跡が残ります。
広範囲の茶あざは レーザー治療しかないと考えています。
ドライアイスも過去には行っていましたが部位によってはキズが残るかもしれない。また手作業であるので手技を同一人物が行っても一回一回の治療差違が生じるのでいまではまれにしかドライアイスは最近ではやらなくなりました。
広範囲ですと手術は困難ですし 皮膚移植という選択肢は茶あざでも非常に濃くなければ選択肢の一部になりません。また皮膚移植 今では私はお勧めしません。
組織拡張器の治療も選択肢ですが気を付けることが多くありすぎて非日常的です。
ということでレーザー治療を一生懸命することを今は第一にお勧めしています。
症例は左顔面頚部の広範囲の茶あざです。
3年かけて時には毎月、3ヶ月に一回、再発した部分を重点的にと茶あざのレーザー治療をトコトンまで行いました。現在では、
完治とはいいませんがかなり有効であったと考えています。現在はハイドロキノン軟膏、紫外線予防で経過観察中です。
半年前からレーザーは辞めていますが 再発も軽度で再レーザーの心配は今はありません。
しかし油断を許さないのが茶あざですので半年に一回受診していただいています。
片道2時間かけて当院に来ていただいているとはお手紙を頂くまで知りませんでした。
再発を軽度に抑えて できれば再発しないように今後も診察させていただきたいと思います。
また元気にお顔を見せて下さい!
院長

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   以下お母様の手記です。
生後3ヶ月後くらいの時にアザに気づきました。しかも顔面の左半分全体と
おでこの一部・・・あまりの広範囲にはじめはショックでした。インターネットであざの事を調べまくり、4つくらいアザ治療で有名な病院も受診しましたが どこも治療は難しいでしょうというお返事でした。そんな時、こちらの病院を見つけ早速院長にメールでご相談したところ、治療の時期が早ければ早い治りやすいので一度来院してください。
とお返事を頂き受診させていただいたのがはじまりです。自宅からの通院に2時間程懸かるので通院するか悩みましたが、先生にお任せすることにしました。数回レーザーを当てていただき経過観察も丁寧にしていただいたおかげで3歳になった今でもアザがあまり目立たなくなりました。(特にオデコ、ほとんどわからず)今後も経過観察で引き続きお世話になりますがよろしくおねがいします。   
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プロフィール

nishihori

理事長 西堀 公治

昭和43年 岐阜県 穂積市 生まれ
昭和62年 岐阜県立加納高校を卒業
平成6年 愛知医科大学医学部を卒業
平成8年 社会保険中京病院形成外科で医長として勤務
平成17年 愛知医科大学病院形成外科で助教として勤務
平成23年3月 西堀形成外科(名古屋市名東区藤が丘)を開業

臨床医として、小児あざや美容のレーザー治療に加えて
やけど・やけど跡、傷・傷跡の治療にも専門的に取り組む。
現在では手術を伴わない"Nonsurgical(メスを使わない)治療の可能性"
をテーマに臨床研究に取り組んでいる。

資格等:
日本形成外科学会:認定専門医・領域指導医
日本レーザー医学会:認定専門医・認定指導医・評議員
日本熱傷学会:認定専門医