あざのレーザー治療のことならあざ治療の専門クリニック、西堀形成外科 名古屋

茶あざ レーザー治療の合併症 ①やけど ②白抜け ③まだら

おはようございます、院長です。
茶あざの相談は毎日多く受けます。
レーザー治療の効果が50%少々と いろいろなwebの情報でみなさんは知っていると思います。
合併症については多くは情報がございませんので まとめてみたいと思います。
①              ②                ③               ④            ⑤
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1)やけど
① レーザー前の麻酔シール貼付の状態 
② レーザー直後の状態・・・直後は白くあざの部分が反応しています
③ 7日後 左下にレーザー後 焼けた表皮のかさぶたができています
  これがレーザー後の「やけど」の状態です。4日~14日以内でかさぶたとなり 剥がれていきます
  この間は、ごしごしこすらないように気を付けてください。
  キズの治りがわるくなったり 色素沈着の原因となります。
  通常これでキズがなおり アザの色が薄くなったり 白抜けしている状態であれば繰り返しのレー  
  ザーはしばらくお休みです。チェックして再発があれば3ヶ月で再レーザーを行います。
  再発無ければこれで終わり、経過観察となります。
2)白抜け
④ レーザー後のあざのあった場所が白抜け
  この状態では茶あざがレーザーで効果的にとることができました
  しかしモンゴリアン特有 黄色人種特有の肌色が抜けています
  これくらい色を抜いておかなければ茶色のあざが再発し易いです
  白抜けは、④から⑤の様に戻ることが多いので気にすることはありません。
  3~4%ぐらいに レーザー後に傷跡や白抜けがもどらないこともあります
⑤ レーザー後3年経過した状態です
  肌色はもどりましたが 少しあざが再発しているように見えます
  状況によって再レーザーも行わなければなりません
3)まだらな感じ
  ⑤のふとももの上の方のように肌色の部分がまだらになります。
  穴埋めするようにレーザーをすれば少しずつ解消されます
  しかし 茶あざの再発と 穴埋めのレーザー治療を経過をみながら行わないといけませn
  このあたりが 茶あざの治療がむつかしい所以です

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(052)769-4800

  

 

プロフィール

nishihori

理事長 西堀 公治

昭和43年 岐阜県 穂積市 生まれ
昭和62年 岐阜県立加納高校を卒業
平成6年 愛知医科大学医学部を卒業
平成8年 社会保険中京病院形成外科で医長として勤務
平成17年 愛知医科大学病院形成外科で助教として勤務
平成23年3月 西堀形成外科(名古屋市名東区藤が丘)を開業

臨床医として、小児あざや美容のレーザー治療に加えて
やけど・やけど跡、傷・傷跡の治療にも専門的に取り組む。
現在では手術を伴わない"Nonsurgical(メスを使わない)治療の可能性"
をテーマに臨床研究に取り組んでいる。

資格等:
日本形成外科学会:認定専門医・領域指導医
日本レーザー医学会:認定専門医・認定指導医・評議員
日本熱傷学会:認定専門医