青あざ 異所性蒙古斑のレーザー後の治療経過について その1
こんにちは、院長の西堀公治です。
最近、外来で「診療の話を十分にお聞きにならなかった患者様」から
ご指摘を受けた件についてお話しします。
先日の私の外来ではなく、他の先生からお聞きした症例、青あざの
色素沈着の発生、合併症について十分に話をお聞きにならなかった
のでご理解していただくことが難しかったと相談されました。
25年も前からこの件は一定レベル発生していてはじめにお伝え
していると考えて日々診療にあたっていますが、十分にお話が
できていないようでしたので
ここでは
「青あざのレーザー治療 ①レーザー適応②途中経過③その結果」
を報告いたします。
患者様からのお話をまとめますと、
1)青あざのレーザー照射部分が現状白くなって目立っている。
まだらなかんじになっていて綺麗ではない
2)白くなっているのが残っているのでレーザーの必要が
なかったのでないか。なんでレーザーしたのか?
まとめるとこの二点が要旨でした。
まずは以下の症例をご覧ください。
濃い色調と薄めの色調の混在した異所性蒙古斑 背部の症例です。
使用したレーザーはQスイッチルビーとQスイッチアレックスを適
宜使用して2年かけて薄くしました
真ん中の写真での治療開始後、5ヶ月程度の途中経過ではレーザー
直後の赤みや水ぶくれのあとやレーザーによるやけどの跡が白く
なり残っている 患者様からの先日お聞きしたいわゆる「綺麗で
ない状態」が存在しました。
右側の写真はレーザー後1年6ヶ月経過した状態です。
色調は「青みがとれて綺麗な状態」やや白い部分がありますが
徐々に改善してきております。家族のかたにも満足していただいて
います。
とりあえず経過報告させていただき、一つ一つ解説をさせて
いただきたいと考えています。
まずは取り急ぎ、青あざのレーザー経過は、患者様の予想できて
いない「色素沈着や白抜け」の状態が発生しますが、徐々に改善し
ますのでご心配ないことを報告いたします。
2020年7月23日院長
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Qスイッチルビーレーザー 炭酸ガスレーザー CO2レーザー
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茶アザ 扁平母斑
黒あざ 色素性母斑
青アザ 太田母斑 異所性蒙古斑
外傷性色素沈着症
赤アザ 単純性血管腫 いちご状血管腫
毛細血管拡張症 毛細血管奇形 乳児血管腫
遅発性太田母斑 肝斑 老人性色素斑 老人斑
脂漏性角化種 ADM
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