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いちご状血管腫・赤あざ 局面型 レーザーを照射しない例 照射した例

こんばんは、院長です。
いちご状血管腫、放置しても薄くなりにくいタイプがあります。
①腫瘤型は赤みが引きにくくシコリが残る可能性があります
②局面型の大きめのタイプは赤みが引きにくくシコリも多少のこるかもしれません。
③局面型の薄めのタイプは赤みが引いてシコリは残る事がほとんどありません。
④つぶつぶ点在性に存在するタイプは生後数ヶ月から3年以内に消失するかも。
今回の提示は③のタイプでレーザーすることに迷ったらご参考下さい。

レーザー照射無しの場合↓
4歳の現状、少しずつ薄くなっているのがわかります。かなり薄くなりましたが遺残あり。
WS000230.JPG

レーザーを毎月照射した場合↓
半年ぐらい毎月レーザー照射を行い4,、5ヶ月目には消失したようです、3歳の現状はどこだかよくわかりません。
WS000231.JPG

小さないちご状血管腫は気にならなければレーザーをしなくても徐々に薄くなります。
かかりつけの小児科で「自然に消えるよ」をいわれて、遺残してしまった症例が20年前には多くの症例があり、20数年前から小児科医や産婦人科医に形成外科医師が啓蒙して来ました。最近では早期にレーザーを照射するので酷く遺残する症例はまれです。
1の写真を見ていただくように 小さないちご状血管腫も4,5歳ぐらいまでは完全に消えていない事が多いようです。存在する場所にも体質にもよりますが、早く薄くなり、分からなくしたい場合は2の場合の様にレーザー照射もよいかと思います。お父様お母様方の気になる悩みを一つでも早く解消できればそれに超したことはありません。
このような症例のレーザー治療の是非はご両親の判断にゆだねています。はやく薄くしたい、きれいにしたい時はレーザーをお勧めしています当院まで相談ください。
良い効果 良い未来を期待できます。
院長
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プロフィール

nishihori

理事長 西堀 公治

昭和43年 岐阜県 穂積市 生まれ
昭和62年 岐阜県立加納高校を卒業
平成6年 愛知医科大学医学部を卒業
平成8年 社会保険中京病院形成外科で医長として勤務
平成17年 愛知医科大学病院形成外科で助教として勤務
平成23年3月 西堀形成外科(名古屋市名東区藤が丘)を開業

臨床医として、小児あざや美容のレーザー治療に加えて
やけど・やけど跡、傷・傷跡の治療にも専門的に取り組む。
現在では手術を伴わない"Nonsurgical(メスを使わない)治療の可能性"
をテーマに臨床研究に取り組んでいる。

資格等:
日本形成外科学会:認定専門医・領域指導医
日本レーザー医学会:認定専門医・認定指導医・評議員
日本熱傷学会:認定専門医