あざのレーザー治療のことならあざ治療の専門クリニック、西堀形成外科 名古屋

いちご状血管腫 シコリが残ったらどうしたらいいの?

先日、いちご状血管腫のあるお子様のお母様に
「しこりがのこってしまうから、早く切除するのがいいと知人に言われた」
「なので切除は良いのですか?」
と聞かれました。確かに醜状変形が残ってしまう腫瘤型のいちご状血管腫は切除がよいのでしょう。しかしまだ赤みが強く隆々とした状態での切除は、大出血する恐れがあります。写真のようにレーザー治療や経過観察などすこし時間をおいて出血するリスクを抑えてから摘出手術をするのが望ましいと考えます。(時間を待って、それでも結構出血するしますけど)
きずあとは、丸形のいちご状血管腫の直径1.7倍から2倍ほどのきずあとが残ります。
きずあとが長くなるということです。
キズが長くなっても平坦であればよいと考えます。
きずあとは盛り上がって「肥厚性瘢痕」「ケロイド」となる可能性はだれにでも秘めています。
現状の患者様はとりあえずレーザーを継続して血管腫内の血管量を減らすことをお勧めしました。
一番左の時期にオペしたら大出血、真ん中の写真の症例のようになれば 出血は少なくなります。
手術作業がやりやすいです。
(補足)他院さんでは、ある程度アザの色が薄くなってきてシコリが遺残したら大きな病院をご紹介と言われることが多いです(非常に)
摘出オペをしろと言うことなんです。レーザーの施設であれば最終的まで治療してあげて欲しいものです。ちなみに私 院長はそれが無責任ぽくて嫌だと感じました。なので当クリニックで全身麻酔が出来て最終治療形態までできる様に準備をしました。
https://www.aza-nishihori.com/blog/wp-content/uploads/mt/110/index_2.html
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プロフィール

nishihori

理事長 西堀 公治

昭和43年 岐阜県 穂積市 生まれ
昭和62年 岐阜県立加納高校を卒業
平成6年 愛知医科大学医学部を卒業
平成8年 社会保険中京病院形成外科で医長として勤務
平成17年 愛知医科大学病院形成外科で助教として勤務
平成23年3月 西堀形成外科(名古屋市名東区藤が丘)を開業

臨床医として、小児あざや美容のレーザー治療に加えて
やけど・やけど跡、傷・傷跡の治療にも専門的に取り組む。
現在では手術を伴わない"Nonsurgical(メスを使わない)治療の可能性"
をテーマに臨床研究に取り組んでいる。

資格等:
日本形成外科学会:認定専門医・領域指導医
日本レーザー医学会:認定専門医・認定指導医・評議員
日本熱傷学会:認定専門医