あざのレーザー治療のことならあざ治療の専門クリニック、西堀形成外科 名古屋

赤あざ いちご状血管腫 頭部有毛部のレーザー治療

うまれつきあざ 生まれてまもなく発見されて 頭部 毛髪部分の赤いあざ いちご状血管腫のレーザー治療についてです。
毛髪部分の赤あざ いちご状血管腫は将来的に毛髪無いに隠れるので治療の必要性を感じる方はすくないかもしれません。
しかし乳児期は毛髪が薄く気になるモノ
レーザーの必要性を質問される方が週に3,4名は当院に来られます。
なにか問題はあるのでしょうか?

頭部 毛髪部のいちご状血管腫 WS000010.JPG
↑before 3ヶ月                        ↑after 1歳5ヶ月
上記の患者様は生後5ヶ月に受診 局面型でしたが頭部の有毛部と無毛部分の境界部でした。
レーザーするかどうか悩ましいところですが、無毛部は赤みやシコリがしばらく遺残しそうでしたのでレーザー照射を決めました。
低出力で1~2ヶ月に1回vbeam照射
1年3ヶ月経過してかなり薄く ほぼわからなくなりました。
毛髪の減少がほぼ見られませんでした。

以下に頭部のいちご状血管腫の特徴を示します。
1)いちご状血管腫の「腫瘤型」はシコリを残しやすい
・・・大きないちご状血管腫は赤みが引いてもシコリが残りやすいのでレーザー治療をした方がいいと思います
2)いちご状血管腫の「局面型」は数年~7,8年で色がうすくなりつつある
・・・あまり膨らんでこないいちご状血管腫は赤みが生後6ヶ月をピークとしてだんだんと薄くなってきます。しかし本症例の様に1年でうすくなってしまう症例は無いです。
3)大きないちご状血管腫は潰瘍化するかもしれない 毛髪がうすくなるかもしれない
・・・レーザーをしなくても レーザーを照射しても傷になり それが乾くのに数ヶ月かかる症例が存在します。そのような症例に限り、レーザー照射が要らないことがしばしばあります。しかし毛髪の本数が減ることがあります。
潰瘍化しなくても大きないちご状血管腫は毛髪が少なくなることがあります。

症例の親御さんからのお手紙を紹介します↓
WS000011.JPG

頭部のいちご状血管腫で気になることがありましたらお気軽に院長までご相談下さい。
2014/11/21 院長
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プロフィール

nishihori

理事長 西堀 公治

昭和43年 岐阜県 穂積市 生まれ
昭和62年 岐阜県立加納高校を卒業
平成6年 愛知医科大学医学部を卒業
平成8年 社会保険中京病院形成外科で医長として勤務
平成17年 愛知医科大学病院形成外科で助教として勤務
平成23年3月 西堀形成外科(名古屋市名東区藤が丘)を開業

臨床医として、小児あざや美容のレーザー治療に加えて
やけど・やけど跡、傷・傷跡の治療にも専門的に取り組む。
現在では手術を伴わない"Nonsurgical(メスを使わない)治療の可能性"
をテーマに臨床研究に取り組んでいる。

資格等:
日本形成外科学会:認定専門医・領域指導医
日本レーザー医学会:認定専門医・認定指導医・評議員
日本熱傷学会:認定専門医