あざのレーザー治療のことならあざ治療の専門クリニック、西堀形成外科 名古屋

生まれつきの青あざ 太田母斑 58歳からQスイッチレーザーで治療開始

こんばんは院長です。先日は4年前から生まれつきの青あざ、太田母斑をレーザー治療してキレイになった〇〇様を久しぶりに仕上げの治療をさせていただいております。治療を始めて3年過ぎます。現在は仕上げの段階に入っていますのでご本人様がきになる青あざの遺残をレーザー照射して治しています。順調に治って行ってますね。
↓左顔
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↓右顔
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ご本人様の手記にもありますように、50年前の昔、太田母斑は有効な治療方法がなく皮膚移植が主体、その後ドライアイス圧抵療法が主流となっていたのが25年前、1990年代にTOSHIBAのルビーレーザーが開発されて臨床の現場に登場していました。私が医師になったのが1993年でしたのでちょうど20年前に青あざの治療がドライアイス圧抵治療からレーザー照射に移行してきた時期でした。その頃のレーザーは、1ショットあたりの間隔がTOSHIBA製で10秒に一回、色素レーザーも自分で時々キャリブレーションして管理しながら微妙に出力が下がるのを気にしながら行う、自分で全て管理して器械を動かす、まさに職人が行わないといけない治療法でした。昔は何百キロもある器械で動かしてはいけない器械でしたが、今はどこへも動かすのが可能で100kgぐらいに軽くなりました。使用性や重量が軽くなった、価格も20年前の半値以下に下がった(とはいえ高額ですけど)よってどこのクリニックでもレーザーを置くようになったし経験の浅い医師がレーザーを使用してもある程度結果が出せるような器械になってきました。昔のレーザー管理はとてもとても大変でしたので、あの頃を思い出すと今はとても楽にレーザー器機を扱えるなと感じて毎日レーザー治療に勤しんでいます。20年前は1時間に2,3名するのが限度でした。
さて青あざ太田母斑のレーザー治療を行った58歳の女性患者様、きれいになりました。治療のポイントは①QスイッチアレックスレーザーやQスイッチルビーレーザーを状況に合わせてレーザー器機を選択したこと②麻酔のペンレスシールだけでは痛いので「静脈麻酔」を併用してすこし眠たい状態でレーザーを照射したこと、部位によっては局部麻酔の注射も使用した③青あざは顔の全体でしたので範囲を区分けして照射していったこと④ご本人さんがどうしてもキレイにしたいという信念が結果を出したということ だったと思います。
〇〇様 キレイになって本当によかったです。
あざがあった時でも小さな頃にお母様の愛情たっぷりに育ってみえたのですね。
昔は治療法がなかった、愛情にレーザー技術が追いついていませんでした。しかし30年以上経過して技術が進歩して結果きれいになって良かったです。
患者様の幸せのお手伝いができて私も嬉しく思います。
院長

以下患者様の手記です。
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 物心ついた時から両頬にあざがありました。母は大学病院や治ると聞くと東京の病院までつれて行ってくれましたが皮膚を移植とかの顔を傷つける手術しか当時はありませんでした。当然引っ込み自案の性格となりました。でも母はどこへでも連れて行き積極的になるよう導いてくれカバーマークという化粧品を使用、おかげさまで多勢の人の前でも朗読することも平気、母に感謝しています。レーザーで治ると新聞の記事をみて思い切って大学病院へ行き西堀医院にたどり着きました。レーザーは痛いですが、きれいな皮膚になることを夢見て頑張れました。麻酔もつかってもらうことができて良かった。ただ麻酔使用後の身体は半日ぐらいつらかったです。以前の写真とくらべると信じられないです。ますますボランティアで朗読、年1回の舞台に頑張っております。

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プロフィール

nishihori

理事長 西堀 公治

昭和43年 岐阜県 穂積市 生まれ
昭和62年 岐阜県立加納高校を卒業
平成6年 愛知医科大学医学部を卒業
平成8年 社会保険中京病院形成外科で医長として勤務
平成17年 愛知医科大学病院形成外科で助教として勤務
平成23年3月 西堀形成外科(名古屋市名東区藤が丘)を開業

臨床医として、小児あざや美容のレーザー治療に加えて
やけど・やけど跡、傷・傷跡の治療にも専門的に取り組む。
現在では手術を伴わない"Nonsurgical(メスを使わない)治療の可能性"
をテーマに臨床研究に取り組んでいる。

資格等:
日本形成外科学会:認定専門医・領域指導医
日本レーザー医学会:認定専門医・認定指導医・評議員
日本熱傷学会:認定専門医