あざのレーザー治療のことならあざ治療の専門クリニック、西堀形成外科 名古屋

思春期に出現する青あざ 太田母斑 のレーザー治療

こんばんは 院長です。

青あざ 太田母斑の治療についてです (形成外科学会の説明より)↓
眼皮膚メラノーシスとも呼称される先天性及び後天性の色素斑です。

その色は、青灰(色)~黒(色)~褐色と分布するメラニンの深さや密度により、異なる様相を呈します。好発部位は、上下眼瞼、強膜、頬部、側頭部、鼻背、鼻翼、前額、耳介、下顎部などです。その他に、稀ではありますが、頚部、肩などの例も存在しています。

女性に多く出現し、その出現時期は、生下時および乳児期にみられる早発型と、思春期や妊娠、出産後、閉経後などのホルモンバランスの大きく変化する時期に顕在化してくる遅発型とがあります(平均では20才代となります)。通常、片側性ですが、両側性のこともあり、両側性後天性メラノーシスや肝斑などとの注意深い鑑別を要することもあります。

症例は20歳過ぎの方です。中学頃から目立ってきたそうです。
治療はレーザー治療、濃いうちはqスイッチルビー うすく小さなあざにひとつひとつがなってからqアレックスとしました。6回できれいになり すこし残った感じがしますが 満足 気にならない結果です。
きれいになってよかったですね。
痛い思いをさせてすみません。ペンレスシールの他 麻酔の注射(4,5日腫れる)麻酔のクリーム(個人差あり)がありましたが一長一短です。
いろいろご配慮足りなかったことを申し訳なく感じます。
院長 

WS000079.JPG
以下 患者様の手記です↓

中学生頃から出始めたシミのような物が気になり来院した。初診でしみではなく、太田母斑という診断を受けレーザーでの治療となりました。レーザー自体は「輪ゴムではじかれた程度」と説明を受けましたが目の下の薄い所だったためか、かなり痛かったです。正直、何度も挫折しそうになりましたが
,完全では無いもの気にして目を凝らして見なければ分からない程になったと思います。先生に「あと何回やりますか?」と聞いた際「完全ではないですが、もうだいぶキレイなので大丈夫です」と言っていただきました。無理に完治を目指さず、こちらの意思を汲んで下さったのがありがたかったです。26歳女性 HT様


WS000080.JPG

西堀形成外科・麻酔科・皮膚科は、名古屋駅から東山線、藤が丘駅より徒歩1分です
(052)769-4800


 

プロフィール

nishihori

理事長 西堀 公治

昭和43年 岐阜県 穂積市 生まれ
昭和62年 岐阜県立加納高校を卒業
平成6年 愛知医科大学医学部を卒業
平成8年 社会保険中京病院形成外科で医長として勤務
平成17年 愛知医科大学病院形成外科で助教として勤務
平成23年3月 西堀形成外科(名古屋市名東区藤が丘)を開業

臨床医として、小児あざや美容のレーザー治療に加えて
やけど・やけど跡、傷・傷跡の治療にも専門的に取り組む。
現在では手術を伴わない"Nonsurgical(メスを使わない)治療の可能性"
をテーマに臨床研究に取り組んでいる。

資格等:
日本形成外科学会:認定専門医・領域指導医
日本レーザー医学会:認定専門医・認定指導医・評議員
日本熱傷学会:認定専門医