肝斑のレーザー治療の実際 1064nm トライビームによる肝斑治療
レーザートーニング
肝斑のレーザー治療、YouTubeアップしました
肝斑とは?:
皮膚科のガイドラインに一般公開されていないように 各医師の間でも意見が違い
なかなか難しい治療であります
皮膚科疾患ガイドライン には現在見当たらないですね。
現在肝斑のレーザー治療は賛否両論あります。私は25年前からQスイッチヤグレーザー1064nmのしみ 肝斑治療の臨床研究をしており、現状の様な否定的な印象ではないと考えています。しかし注意は必要です。治療で上手くいく場合もありますが、逆に濃くなる や 白抜けのリスクもあります。実際私の前腕はレーザ-照射しすぎてしろ抜け↓一部分もあります。
肝斑はうまく治療すれば良い治療方法が見つかります。
肝斑のレーザー治療をする手順としては
1)紫外線予防 :よく質問されるのが「紫外線予防のクリームつけておいたらいいですよね」っていわれますがクリームがとれないように 本気で予防をやらないといけないですね。
2)プリトリートメント:内服治療 抗炎症作用 トランサミン® VitC シナール®
を1~2ヶ月行い、皮膚の炎症を沈静化 これだけでも結構肝斑の色が薄くなってきます
3)HQハイドロキノン : 美白剤の使用、かぶれに注意して使用してください。30%の人がかぶれる印象です。
4)レーザー治療: 1)2)3)これをおこなっていよいよ1064nmのQスイッチレーザーをフルエンスで照射するレーザー治療(レーザートーニング)を行います。
回数:5~6回の月一の繰り返しを行い 治療効果をみて 治療効果があれば一度やめます。再燃するならば、再開します。
5)紫外線予防 : レーザー治療の間のは紫外線予防に努めてください
↓ 実際のレーザートーニングの方法をお見せします
肝斑のレーザー治療